更新日:2025年04月30日
研究紹介
田中 淑江教授が海外の研究者と交流し、欧州で染織文化財の保存?修復を学びました
2025年3月24日(月)~31日(月)に、田中 淑江 教授(被服平面造形研究室)は、染織文化財の保存?修復に関する研修のため、スイスとスコットランドを訪問しました。訪問先はアベッグ財団美術館(Abegg-Stiftung)、ベルン歴史博物館(Bernisches Historisches Museum)、スコットランド国立博物館(National Museum of Scotland)、グラスゴー大学内のTextile Conservation at the Kelvin Centreの4施設です。
各施設では、染織文化財の保存の方法と修復技術について、研究者や保存修復技術者との交流を通じて理解を深めました。また、収蔵庫や作業場所などの見学を行い、実際の保管?修復プロセスについて詳細な説明を受ける貴重な機会となりました。
特にアベッグ財団美術館(Abegg-Stiftung)では、田中 淑江 教授が本学で培ってきた修復技術を紹介し、修復に用いる材料や手法について意見交換を行いました。研修に参加した専門家からは具体的なアドバイスも寄せられ、今後の研究?教育に資する成果が得られました。
被服学科では、今後もこのような国際的な交流を通じて得た知識や技術を、教育?研究活動に積極的に取り入れてまいります。
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